出雲のけやき インテリアパーク ヒラノ
製品のできるまで
「天然の感動」お客様とともに…

◎製品のできるまで主なところを紹介します。

1.天然乾燥

天然乾燥[1]天然乾燥
木材を「繊維飽和点」の30%以下まで自然乾燥させます。 厚みによって違いますが、1年から10年ぐらいかかります。

人工乾燥[2]人工乾燥
木材が一定の含水率にそろい、しかも長さ・厚さ方向とも含水率にムラがなく内部に狂いの原因となる応力が残らないよう、乾燥方法と乾燥スケジュールを工夫します。
近年の住宅事情は、冷暖房による過乾燥から、含水率6%前後まで落とします。10日から2週間ぐらいかけます。


木材養生[3]木材養生
含水率はやがてある温度と湿度条件のしたで平衡し、変化しなくなります。 これを「平衡含水率」といい、含水率が12%〜14%になるまで3ヵ月から6ヶ月養生します。

ホットプレス[4]ホットプレス
「木材は生き物」と言われるように、木材乾燥管理を施しても、反り、捩れができ、また、収縮から胴付き部分に、隙間や凹凸ができます。 その木材特有の応力を最小限に抑えるため、ホットプレスを施しています。 180度の温度と150トンの圧諦により、応力と動きを最小限に抑えられるからです。


2. 本材加工

木取[1]木取
自然素材のために、どれといって同じものはありません。 年輪の幅・節・曲り・色合いの状態、また木材のクセを読み、それをうまく使いこなすことに神経を使いながら、カットや切削作業を行います。

加工養生[2]加工養生
厚み・幅の切削を行った後でも、反りが発生することがあります。 その反りが落ち着くまで1週間〜2週間養生します。


面加工
面加工

[3]面加工
手押し鉋盤(基準面つくる)、自動鉋盤(厚みを決める)で分合わせを行います。 後に継手・仕口加工、ルータ加工など、手造りの「匠」の技が生かされます。

3. 組立

本体組立[1]本体組立
本体は釘は一切使わず、柄組・蟻組・太柄組からなり、ボデープレスで頑丈に組上げます。

抽斗組立[2]抽斗組立
抽斗は、一杯一杯を丹念に摺り合せて、スムーズな動きを生み出します。


4. 塗装

天然乾燥
人工乾燥

[1]生地研磨(素地調整)
家具作りで一番多く時間をかけるところ。出来上がりを左右するからです。 傷や鉋まくら、逆目などサンドペーパーで木理に沿って入念に研磨をします。

素地着色

[2]素地着色
素材の深みを出し、色の均一を図ります。

[3]目止め
目止めは木理の美しさを強調するために行います。 また、木材の導管を埋めて平坦な面をつくりだします。


中塗・補色

[4]中塗
中塗は、塗膜の肉持ち感と塗面の平滑性を得るために行います。

[5]補色
全体的な色の統一を行います。材色の濃淡による色差、素地着色の吸い込みムラ、部分的に色を足したい場合などに補色します。補色は木材塗装のなかでも最も技能とセンスが要求されます。


上塗り

[6]上塗り
塗装工程の最終塗膜で、光沢、平滑性、色合いなどの外観が決まります。 さらに、耐擦傷性、耐水性、耐熱性など、上塗り塗料は性能を加味して選定します。


以上が製品完成までの流れです。実際は、この何十倍の工程を得て造られています。ちょっぴり専門用語を引用しましたが、木工機械も近代化し、複雑な加工も容易になり効率化が進んでいます。しかし、機械の操作では出来ない「技術」と、天然木の味わいを生かす「技術」で、お客様によろこんで頂く商品造りこそ、家具職入の務めだと確信しています。すべてはお客様が満足され喜んでもらえるために、造りすぎず飾りすぎず、ニッポン生まれの家具にこだわりながら……